「ふるさとを、もう1つ、つくろう」をコンセプトに掲げて2016年8月にスタートしたのが、第二ふるさと大学です。

自分の生まれ故郷ではない「第二のふるさと」を一緒に探し、新しい地域とのつながりを作ろうという試みです。地方創生の呼び声で、地方が注目される中で、本質的なつながりを作るために何ができるかを模索し、挑戦する試みでもあります。

例えばいま全国各地の地域で、移住定住促進が広がっています。しかしいきなり移住を実現するのはハードルが高いことも事実。

そこで第二ふるさと大学では、地域で活躍する人々を招き、東京でイベントを開催することで、将来的な移住につながるかもしれない、「知る」という一歩目にフォーカスを当てています。

ステップ1「知ってもらう」

ステップ2「好きになってもらう」

ステップ3「遊びにきてもらう」

という3ステップを想定し、まずはステップ1を担う場として、第二ふるさと大学を位置づけています。

開催場所を東京にすることで、東京在住の方々には地域の方々と触れ合っていただき地域の認知向上につなげ、実際に訪れてみたくなるような場作りを行います。

お越しいただく地域の方々にとっても、東京在住との方々との交流で刺激をもたらし、新しいつながりを作ることにつながっています。

実際に移住のきっかけとなったり、地域ビジネスでのコラボレーションが生まれる場となっています。

福井県の伝統産業や取り組みなど、地域の魅力を伝える「鯖江学科」

第二ふるさと大学の取り組みのひとつとして行われているのが、「第二ふるさと大学鯖江学科」です。

福井県鯖江市の伝統工芸を盛り上げる試みです。鯖江市の伝統工芸である蒔絵は、担い手の減少、市場規模の縮小という課題に直面し、このままでは絶滅することも想定される伝統文化です。

そこで鯖江学科では、鯖江の伝統工芸を盛り上げるために、鯖江市の認知度向上を目指して有志で執り行われています。鯖江市出身者を中心に、有志でチームを募り運営を行っています。

東京・六本木で行われたイベントでは40名以上が集い、鯖江の文化や取り組みについて学び、語る場を作りました。今後も、継続的な交流を続け、地域文化の存続に繋がる活動を展開予定となっています。

これらの取り組みを通じて、第二ふるさと大学は、都心と地域をつなぐ新しい試みとして注目されています。